■ なんで自分は、こんなに自信がないんだろう。
「私って何もできてないな」
「他の人に比べて、全然ダメ」
「褒められても、自分なんて…」
──気づいたら、そんな言葉を自分に向けてる毎日だった。
SNSを開けば、キラキラした成功者や自信満々な投稿が目に入って、
まるで“自己肯定感の高いやつ”が勝ち組みたいに感じる。
誰かに必要とされてない気がする。
そもそも「自分を好きになる方法」が分からない。
そんな俺が、少しずつ“ポジって”これた道を、ここに書いてみる。
■ なぜ「自己肯定感が低い人」が多いのか?
1. 男性は「強くあれ」、女性は「女の子らしく」と言われて育つ
「男なんだから我慢しろ」
「女の子っぽくしなさい」
「泣くな、弱音吐くな」
──そんな言葉を、無意識に何度も受けてきた。
本当は怖いのに、悲しいのに、分かんないのに、
それを表に出すことが“ダサい”とされてきた。
気づいたら、「弱さを見せない」ことが自分の価値になってて、
誰にも頼れず、ただ「強くあろうとするだけの人間」になってた。
2. 比較する環境が増えすぎた
SNSを開けば、年収・見た目・恋人・生活レベル。
あらゆる“他人の成功”が目に飛び込んでくる。
でもそれって、相手の“ハイライトシーン”でしかない。
こっちは自分の“舞台裏”を見てる状態で比べてる。
そりゃ、勝てるわけがない。
でも脳はそれを理解してくれないから、自信を失う。
自分の「ダメなとこ」ばっかりにフォーカスしてしまうり
3. 「褒められ慣れてない」
小さいころから、
「やればできるでしょ」
「それくらいできて当然」
って言われて育ってきた人、多くない?
“褒める”じゃなくて“期待される”だけの環境で、
「すごいね」じゃなく「それくらい普通」で片付けられてきた。
だからいざ褒められても、
「うわ、どう返したらいいんだろう」ってなってしまう。
■ 自己肯定感を上げる3つの“リアルに効いた”方法
1. 「声に出して褒める」
マジで地味やけど効く。
朝起きて顔洗ったときに、
「よし、今日もえらい」って声に出す。
仕事終わったときに、
「お疲れ、自分」って言うだけでもいい。
最初はめちゃくちゃ気持ち悪い。
でも言い続けると、脳がちょっとずつ信じるようになる。
人間って、思ってるより単純やから。
2. 「1日の“やれたこと”を1個だけ書く」
やれてないことは山ほどある。
でも「ちゃんとやれたこと」は絶対に1個ある。
・朝、顔洗った
・ちゃんと出勤した
・LINE返した
・自炊した
・寝る前にスマホ置いた
こんな小さなことでいい。
「今日の自分も、ちょっとだけ頑張ってた」って思えるだけで、自己肯定感はちょっと上がる。
3. 「根拠のない自信」を“あえて持つ”
これは、今でも俺がやってる。
「俺は、やれるやつ」
「俺は俺の道を行く。結果はあとからついてくる」
「俺って、なんか知らんけどイケてる」
正直、証拠も根拠もない。
でも、“ある”って思い込んだほうが人生ラクになる。
自信って、行動の結果じゃなくて、“先に信じること”で芽生えるんだと思う。
■ 自己肯定感は「育てる」もの
ちょっとしたことで落ち込むし、他人と比べて嫌になるし、
「俺って何してんやろ」って夜も普通にあるよな。
でも、“ポジってこ”って言い聞かせていこう。
完璧な自分を目指すんじゃなくて、
不完全なまま、ちょっとずつ自分を許していく。
その過程が、きっと「自己肯定感」なんやと思う。
ポジれ、俺達。
自分を信じられるのは、いつだって“自分自身”